火の出るようなブログ2

やっぱり、人は他人を理解しあうことでしか最後は自分自身も救われないと思うのです.

それぞれの震災一周年。生きたくても突然津波で命を絶たれた人の無念さを忘れないで僕は生きていこうと思う。

今日はあの3.11からちょうど1年。さまざま思いがよぎるが、正直とてもとても長い1年だった。自分にとっても日本にとっても。
案の定地上波テレビでは昨日から特番を組まれているが、NHKが被災地を広くカバーしているのに対し、民放はある特定家族や個人にスポットを当てた番組作りをしていた。

一番驚いたのは、今日国会周辺では大規模なデモが行われていたのだが、その事実をどのテレビでも中継していなかったことだ。
田中龍作ジャーナル http://tanakaryusaku.jp/

まあ、今さらテレビには期待していないが、今現在(19:30)でもネットで中継が見られる。

USTREAM: IWJ_TOKYO2: 【IWJ中継市民チャンネル 東京Ch2】 岩上安身率いるIWJ(Independent Web Journal)に賛同し集まった中継市民が、全国各地で起こるデモ・シンポジウム・イベント等を配信します。. ... http://www.ustream.tv/channel/iwj-tokyo2#utm_campaign=ss-post-backlink&utm_source=8503732&utm_medium=social

僕の感想を書きます。

  1. 今日だけが震災を思い出す日ではない。ご遺族や関係者はあの日以来毎日苦しい日々が続いている。幸いにも僕の周りで被災された方はいないが、少なくとも明日も明後日も、毎日苦しんでおられる方が大勢おられることは忘れないようにしたい。
  2. 僕は弱いから、正直、苦しくて生きることに絶望するときもあるけど、普通に生活して突然天災で命を絶たれた人の無念を忘れずに明日からも生きていきたい。生きたくても叶わなかった人の分も生かされているんだ、と肝に銘じたい。
  3. よく3.11で日本は変わってしまったという意見を聞くが、実は3,11以前にすでに日本は変わってしまった。少なくとも高度成長終了から日本は分かっていたのだがシステムは高度成長のままだった。3,11の事故でそれの矛盾が白日のもとにさらされたのではないだろうか?エネルギー政策をめぐる政官財・マスコミ、アカデミックの5角形の構図などはその代表だ。

だから3.11は続く。僕の心の中にも、貴方の心の中にも。